堕ちてしまう出会いは突然やってきます。津軽三味線との出会い

津軽三味線との出会い

仕事でも対人関係でもそうだと思いますが、出会いは突然やってきます。そして、「恋に堕ちる。」という表現をしますが、その通り、まさしく「堕ちてしまう。」のです。津軽三味線との出会いもそうでした。

50歳を前にして、自分自身の細胞の中に新しい要素を入れたいというのもあって、それまでやったことのなかった音楽、それも楽器というものに手を染めてみようと思っていました。

人の細胞はどんどん老化していくもの、常に新しい刺激を与え続けなければ、死んだ魚のような目になってしまうと常々思っている私としては、是非必要な選択でもありました。

そんな時、ひとつの音に出会ってしまったのです、それも風景までがくっついて浮かんできたのです。それはラジオから流れてくる高橋竹山さんの音でした。高橋竹山さんについては、また述べることがあるかもしれませんが、とにかく音のひとつひとつが全身の毛孔を通して細胞に染み込んでいくかのような感覚で、普通に地元を車で運転しながら、普通にラジオが流れていただけなのですが、ありありと津軽地方の波打ち際の景色が浮かんできてしまったのでした、行ったこともないのに。

まさしく、堕ちてしまった瞬間です。

 

不可抗力といっていいと思います。私は、時々、堕ちてしまい、これは大人として如何なものかと思うこともあるのですが、堕ちてしまったものは仕方ありません。

やるしかないです。かと言って、普通にピアノを習うとかサックスを吹くとかなら、近くの楽器屋さんなんかで買えるし、教室もあるし、独学も可能かもしれませんが、三味線の場合はまったく手探りです。それでも堕ちてしまった以上はしかたありません、インターネットなんかで情報をとりあえず集めまくりました、まさに手当り次第と言う感じです。

そんな中で、出会ってしまったのです、またしても自分の運に感謝です。仕事場から車で10分ぐらいの距離のところに、個人でされてる教室があったんです。そして、見つけるやいなやほぼ反射的に秒速でメールで連絡をとって、お会いすることになりました。

普段は、まったくのナマケモノ状態で、冬になると、どうして人間には冬眠という能力がないのだろうと思ってしまう方なんですが、こんな時は、制御のできないバネが入っているように行動してしまうのはいつものことです。

さて、これが津軽三味線との出会いでしたが、なんだか、仕事というものに置き換えても、同じようなことをしているような気がします、特に自営業になってからは。結局、何をやっても、オリジナリティーはなくなりませんね。

 

Writer by Mr.hiro 紹介ページ

 

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